平成28年度学校歯科医研修会が下記の内容で、長野市教育委員会・長野市養護教諭部会・長野市保健所の担当者をお招きして開催されました。
高齢者の口腔機能改善に向けた成果は上がってきていますが、幼児や児童における摂食機能障害の改善に向けた取り組みは遅れており、障害のある子どものみならず、健常児においても食の問題が明らかになってきています。日本歯科医学会重点研究(子どもの食の問題に関する調査)において、未就学児を持つ保護者の5割以上が「子どもの食事について心配事がある」と答えています。
今回はこうした摂食指導への対応のみではなく、親子関係を含めた保護者への配慮、支援の重要性についてもご講演いただきました。